うつ病の治療期間には個人差があります。一般的には、適切な薬物治療と十分な休養により1～3カ月ほどで症状が軽快（症状が軽くなること）するといわれています。
ただし、再発する可能性も高いので「治す」ことだけでなく、再発を減らす工夫を考えることが重要です。

当院では問診・面接による診断の後に、薬物療法と精神療法（カウンセリング）を組み合わせた治療を行います。日常生活での困りごと、抱えている悩みに焦点を当て問題点を整理し、心理的なサポート、アドバイスをはかります。
主治医の診察とは別に、心理職スタッフによるカウンセリングをご希望の方は、「相談室Kokua（コクア）」をご利用ください。働く人を主な対象として、メンタルヘルスの改善をサポートしています。

また、職場への復帰に悩んでいる方、再就労に不安を感じている方は、「デイケアMakana（マカナ）」をご利用ください。集団での活動を通して、働く元気の回復をサポートしています。まずはお気軽にお電話でお問合せください。

デイケアとは精神科専門療法のひとつで、主治医の指示の下で行われる通所リハビリテーションのことです。集団での活動を通して参加者の再発防止や生活リズム改善、対人関係スキル向上などをはかります。
看護師、作業療法士、公認心理師、精神保健福祉士等の多職種チームが日々のプログラムを担当します。
復職支援を目的としたリワークプログラムと、再就労支援を目的としたリスタートプログラムを行っています。